GIGABYTE 新製品 G242-Z11
AMD EPYC™7002シリーズ PCI-Ex Gen4.0対応!
Aug 06, 2020

台湾 台北 2020年8月6日 – ハイパフォーマンスコンピューティング製品並びにワークステーション製品に於いて、常に業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTEは、この度、最新製品のG242-Z11を発表いたします。既存のG242シリーズに新たに追加された本製品はPCI-Ex Gen4.0に対応し、AI、ディープラーニング、データ解析、科学演算等の用途に最適化された設計の製品です。Infiniband等の各種ネットワークインターフェイスや高速でのデータ転送が行われているPCI-Exインターフェイス周りでは、PCI-Ex Gen3.0の帯域がボトルネックとなりつつありました。PCI-Ex Gen4.0をサポートする最新世代のデータセンター向けプロセッサであるAMD EPYC™プロセッサの登場により、このボトルネックが一気に解消されることとなりました。GIGABYTEはこの最新テクノロジーをサポートした製品群の拡大に更に努めてまいります。


G242-Z11 前面図

G242-Z11は、最新世代のAMD EPYC™プロセッサ7002シリーズをシングルソケットでサポートし、最新SKUの64コア128スレッドTDP280Wの7H12をもしっかりサポートいたします。コア数の増加に加え、膨大な128レーンにも及ぶPCI-Ex Gen4.0を初めてサポートしたAMD EPYC™プロセッサ7002シリーズは、各レーンあたりで16GT/s、シングルプロセッサあたり合計で64GB/sの帯域をもたらし、これまでのPCI-Ex Gen3.0と比較して、二倍の速度と帯域を提供いたします。メモリ周辺の仕様については、G242-Z11は8チャネル対応のDIMMスロットを8本搭載し、周波数3200MHzに対応、合計で最大2TBのメモリ容量をサポートいたします。

G242-Z11は最新のPCI-Ex16 Gen4.0に対応した、2U規格の筐体にデュアルスロットタイプのGPUカードを最大4基搭載可能なGPUコンピューティングワークロード向けGPUサーバー製品です。また、その他の拡張カード搭載用に、ロープロファイル規格拡張カード用スロットx2スロットとOCP3.0規格拡張スロットが1スロット搭載されています。 このような必要十分に確保された拡張性により、大量の並列処理を伴うコンピューティングパフォーマンスや、ユーザー各々が必要とするネットワークやストレージを機能拡張する事ができます。また、ストレージ関連の仕様については、筐体前面に3.5インチ2.5インチ共用のSATAIII 6.0Gbps対応ホットスワップベイが4ベイに加え、筐体背面にNVMe/SATAIII 6.0Gbps両対応の2.5インチホットスワップ対応ベイが2ベイ搭載されています。ネットワークインターフェイスとしては筐体背面に1.0Gbpsのマネジメント用LANポートが1ポート搭載されています。

GIGABYTEはG242シリーズとしてG242-Z11G242-Z10を展開しております。どちらの製品もパフォーマンス追及指向の製品であり、既存のデュアルソケットのシステムからシングルソケットのシステムへの移行でオーバーヘッドコストを最小限に抑える事が可能で、TCO改善に大きなインパクトをもたらします。これらの二製品の比較については下記の比較表を参照ください。

G242-Z11G242-Z10
PCI Express Gen 4.0 Gen 3.0
OCP規格拡張スロット OCP3.0規格 (Gen 4.0 x 16) OCP2.0規格 (Gen 3.0 x 16)
LAN -
1 x GbE MLAN
2 x GbE LAN
1 x GbE MLAN
M.2スロット - 1
リリース時期 August 2020 September 2019
G242シリーズ比較表

GIGABYTEは、全てのサーバー製品にマネジメント用ソフトウェア(GIGABYTE Server Management:以下GSM)を無償で提供しています。GSMは、複数のサーバーをリモートで管理できるソリューションです。IPMIまたはRedfish APIとの互換性を備えております。

  • GSM Server:各サーバーノードのBMCを介して複数のGIGABYTE製サーバーをリモートで監視及び管理できるブラウザーベースの操作しやすいGUIソフトウェアプログラムです。
  • GSM CLI:コマンドラインによる操作インターフェースで、各サーバーノードのBMCを介して複数のGIGABYTE製サーバーを監視および管理できるプログラムです。
  • GSM Agent:OSレイヤーからBMCを介して複数のGIGABYTE製サーバー上の、プロセッサ、メモリ、ハードディスクなど、各種情報を取得し、GSMサーバーまたはGSM CLIへのアクセスを提供します。
  • GSM Mobile:各種モバイルデバイス上で操作可能なソフトウェアプログラムです。AndroidまたはiOSシステムでの動作をサポートするリモート管理用ソフトウェアプログラムです。
  • GSM Plug-in:VMware vCenterからサーバーの管理と監視を可能にする為のプラグインです。

GIGABYTE GSMソフトウェアは、メンテナンスコストを大幅に削減するだけでなく、ハイブリッドクラウド環境の管理作業をも簡素化します。G242-Z11は、要求の厳しいワークロードに対応するために必要な強力な計算能力を備えています。優れたコア数と帯域幅で、ミッションクリティカルなアプリケーションに必要なパフォーマンスを実現でき、将来に渡った継続的な使用を念頭に設計された信頼性の高いソリューションです。

この度リリースの新製品についての詳細はこちらのページ「https://www.gigabyte.com/GPU-Server/G242-Z11-rev-100」をご覧ください。サーバー製品を含む全てのGIGABYTE製品についての情報は、こちらのページ「https://www.gigabyte.com/」をご覧ください。また、その他ご不明な点等については、「marketing@gigacomputing.com」宛にメールにてお問合せ下さい。

* AMD, the AMD Arrow logo, EPYC and combinations thereof are trademarks of Advanced Micro Devices, Inc. Other product names used in this publication are for identification purposes only and may be trademarks of their respective companies.

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