GIGABYTE、2021 OCP Global Summitで Ampere® Altra® Maxプロセッサー対応サーバーの拡充を発表
Nov 10, 2021

2021年11月9日 – ハイパフォーマンスサーバー並びにワークステーション製品において、業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTE(台湾証券取引所:2376)は本日、2021 OCP Global SummitにおいてAmpere® Altra® Maxプロセッサーのサポートを発表し、HPCクラスターやHCIに対応可能なハイパフォーマンスとスケーラビリティを備えた新しいGIGABYTE高密度サーバー、H262-P60を発表します。Ampere® Altra®プロセッサーは、クラウドやエッジアプリケーションで優れた電力効率を示しており、Armアーキテクチャの採用で一般的なx86アーキテクチャとの接戦を演じ、その勢いを増しています。

GIGABYTEは2021 OCP Global Summitでブース出展はいたしませんが、Ampere社が出展する特設ブース内に、GIGABYTEの現行サーバー、次世代サーバー、そしてこのH262-P60などを展示します。GIGABYTEのArmベースの製品やAmpere® Altra®を使用した異種混合ソリューションについては、H262-P60のウェブページ上で、イベント関連や新製品関連情報をご覧いただけます。

Ampere® Altra® Max プロセッサー:
Ampere® Altra® Maxプロセッサーは、Ampere® Altra®と同じ250WのTDPとソケット互換性を維持しながら、コア数を60%追加して最大128コアとすることができるため、Ampere® Altra®プロセッサーとARMv8 64bitアーキテクチャの競合がより顕著になっています。ネットワーク、ストレージ、アクセラレータ向けに、シングルソケットで128レーンものPCIe帯域数をサポートし、Altra®のデュアルソケット構成では192レーンものPCIe帯域数をサポートします。H262-P60はAltra® Maxに対応してアップデートされた状態で出荷されます。

▲ H262-P60: High-density Arm Server

H262-P60 高密度サーバー:
GIGABYTEは、COMPUTEX TAIPEI 2021で発表した第一弾を皮切りに、Ampere® Altra®プロセッサー対応のサーバーのサポートと開発を進めてきました。今回の第2弾では、新たにデュアルソケット仕様の新製品を提案し、まずは2U4ノード規格の筐体に合計8つのプロセッサーをサポートするH262-P60を投入します。また、この新しいHシリーズサーバーは、各ソケットあたり8本のDIMMスロットを実装し8チャネル対応、最新のDDR4 3200MHz規格のメモリが搭載可能です。各ノードには、SATAストレージベイ×6ベイ、M.2スロット×1、ハーフレングスハーフハイト規格の拡張用スロットが×2スロット、OCP 3.0拡張スロット×1スロット、1GbE LANポートx2ポート、管理用LANポートx1ポートが実装されています。専用のCMCモジュールを備え、各ノードの各BMCからの情報を集約して、シャーシレベルの管理やマルチノードのモニタリングを行うことができます。各ノードにBMCチップとしてASPEED AST2600を実装し、サーバーやサーバークラスターのリモート管理・制御が可能です。

モデル名H262-P60R152-P30R272-P30E252-P30G242-P31G242-P32
CPUソケット 合計8ソケット
ノードあたり2ソケット
シングルソケット
メモリ 64 DIMMs 16のDIMM、最大3200MHz DDR4
ストレージ 24 x SATA
4 x M.2 (Gen4)
6 x SATA/SAS
2 x M.2 (Gen4)
4 x U.2 (Gen3)
8 x SATA/SAS
2 x M.2 (Gen4)
6 x SATA/SAS
2 x M.2 (Gen4)
4 x SATA/SAS
2 x M.2 (Gen4)
拡張スロット
(Gen4)
8 x HHHL
4 x OCP 3.0
1 x FHHL 6 x HHHL 6 x HHHL 4 x FHFL
3 x HHHL
2 x FHFL
3 x HHHL
LAN 8 x 1GbE LAN
4 x MLAN
1 x CMC
2 x 1GbE LAN
1 x MLAN
BCM AST2600 AST2500
電源 1+1 2200W 1+1 650W 1+1 800W 2+0 1600W
GPUサポート - - - - 最大4つのGPU 2 x A100 40GB

リモートで複数のサーバーを管理:
GIGABYTEの価値提案の一環として、GIGABYTEはウェブブラウザベースのプラットフォームを介してBMCサーバー管理用のGIGABYTE Management Console(GMC)を提供しています。さらに、GIGABYTE Server Management(GSM)ソフトウェアを弊社ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。このソフトウェアは追加のライセンス料を必要とせず、複数のサーバーを監視・管理することができます。GMCとGSMは、TCOとメンテナンスコストを削減しながら、大きな付加価値を提供します。

オンボードに実装されたBMCチップであるASPEED AST2600により、リモートでファームウェアのアップデートやイベントのログを取得することができ、またユーザーアカウントやセキュリティの管理も行うことができるため、監視やレポート機能は各ノード単位で実行可能です。CMCによる管理はそれをさらに一歩進め、各ノードのBMCチップにアクセスして統合された単一の管理コンソールを形成し、サーバーの健全性と状態の全体像を容易に把握することを可能にします。

当社サーバーの詳細情報はこちらをご覧ください: https://www.gigabyte.com/Enterprise
その他のご質問やサポートについては、当社まで直接メールにてお問い合わせください:marketing@gigacomputing.com
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