GIGABYTE、液浸対応サーバー製品を拡充!
パートナー企業各社のソリューション対応で、より高効率化へ!
Aug 30, 2022

2022年8月30日 – ハイパフォーマンスサーバー並びにワークステーション製品において業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTE Technology(台湾証券取引所:2376)は本日、Asperitas、GRC、Submerなどのテクノロジーパートナーが提供する単相液浸冷却に対応したGIGABYTEサーバー製品シリーズの第一弾を発表しました。ラック内機器の高密度化とそれに伴う熱の増加により、冷却方法に新たなアプローチが求められています。GIGABYTEはHPC業界のパイオニアとして、長期にわたりこの熱い問題を予見してきました。これらの新しいサーバーと当社のパートナーシップは、データセンター冷却における従来のエアークーリング方式から脱却し、ラックあたりの電力密度の向上における境界を押し広げながら、液浸冷却の環境に優しいメリットを享受する機会を世界中のお客様に提供します。

▲ G292-280
▲ H262-Z6B
▲ S251-3O0

今日、データセンターは転換期にあり、より高いパフォーマンスの要求により発生する熱の増加に対応するための新しいインフラストラクチャを模索する必要があります。この必然性を見据えて、GIGABYTEは直接液冷や単相液浸冷却などの先進的な冷却ソリューションの開発に取り組んできました。単相式のサーバー第一弾には、GPUを中心に据えたG292シリーズ、マルチノードのH262シリーズ、ストレージ重視のS251シリーズの各モデルが含まれています。これらの新しい液浸サーバーSKUは、液浸冷却での展開向けに構築されており、ユーザーはエンタープライズ製品と冷却水槽を簡単かつ迅速に統合することができます。また、液浸対応にあたって、製品のカスタマイズや改造は必要ありません。今回リリースされた選ばれし製品は、お客様との継続的な対話の結果によるものです。そして、新たに対応した製品はすべて、誘電体液への浸漬と水槽の仕様に適応するように変更されています。水槽へのサーバーの垂直設置/取り外しをサポートするブラケットをシャーシ背面に設置したり、一部の材料を液浸冷却剤により適したものに交換したり、ファンを取り外すなどの変更が施されています。

液浸冷却パートナー製品に対応したGIGABYTE サーバー製品

SubmerGRCAsperitas
G292-Z45-ICU1
G292-Z45-ICM1
対応 対応 対応
G292-Z43-ICU1
G292-Z43-ICM1
対応 対応 対応
G292-280-IAY1
G292-280-IAP1
対応 対応 対応
H262-Z6B-ICU1
H262-Z6B-ICP1
対応1 対応1 まもなく対応
S251-3O0-IBC1
S251-3O0-IBH1
対応2 対応2 まもなく対応
1:850mm以上のサーバー長をサポートする水槽内で
2:900mm以上のサーバー長をサポートする水槽内で

液浸冷却パートナーによる対応水槽の仕様

SubmerGRCAsperitas
モデル MicroPod SmartPodX SmartPodXL SmartPodXL+ ICEraQ Micro ICEraQ Flex (Std.) ICEraQ Flex (Deep) AIC24-21”
ITハードウェア容量 6U 21U / 19OU 44U / 42OU 41U / 38OU 24U 52U 42U 24U
最大サーバー長 800mm 800mm 800mm または 920mm 800mm または 920mm 820mm 812mm 965mm 825mm
放熱性能 5-6.7kW 50kW 50kW 100kW 25-50kW3 100-200kW3 100-200kW3 44kW
3:施設水温による

「新しい技術への投資は、決して止まることのない製品開発を促進するために、常に必要なものです。そして当社は常に、テクノロジーパートナーとなる可能性のある各業界のリーダー企業の各社とともに、どのようにして相互利益をもたらす状況を作り出すことができるかを話し合いたいと考えています」と、GIGABYTE・ネットワーク&コミュニケーション事業部・セールス部門副社長であるVincent Wangは述べています。「Asperitas、GRC、Submerにおいては、液浸冷却槽の技術に関する経験と実証された能力をもたらしてくれており、我々は共同でデータセンターの冷却における新時代を定義していきます」。

「GIGABYTEはサーバー分野のリーディングカンパニーとして認知されています」と、Submer社CEO兼共同設立者のDaniel Pope氏は言います。「この液浸対応製品ラインは、大規模な液浸システムの導入を望むすべての人に安心感をもたらします。高品質なハイエンドサーバーが、完全なサポートと液浸の保証付きで提供されます。持続可能性を鍵として、業界が加速度的にこの技術を採用していることを明確に示すものです」。

Asperitas社CCO、Maikel Bouricius氏は、「調査によると、液浸冷却の市場は、持続可能性の要件と強力な次世代CPUおよびGPUによって、需要が大幅に伸びています。液浸に最適化されたハードウェアは、この進化に対応するものです。Asperitasの水槽は、独自の自然対流方式により、強制的なポンプ駆動による循環なしで必要な冷却性能を提供し、最もエネルギー効率の高いソリューションと温水冷却を実現します。GIGABYTEとAsperitasはパートナーシップを通じて、実証された持続可能な性能、容易な統合、および最もエネルギー効率の高い液浸冷却ソリューションを提供します。両社は、ヨーロッパとアジアでの大規模なプロジェクトにおいて、今後も協力していく予定です」。

GRC社のCEO、Peter Poulin氏は、次のように述べています。「次世代データセンターの課題に対応するための取り組みを続けているGIGABYTEと提携できることを嬉しく思います。世界中で、データセンターは、演算性能と密度要件の高まり、電力制限、環境圧力、予算の制限に直面していますが、液浸冷却はこれらの課題に対する答えとなります」。

液浸冷却は、最先端のソリューションを提供するコンピューティングハードウェアと高度な熱技術を組み合わせた分野横断的な技術です。GIGABYTEは、液浸冷却パートナー企業との戦略的提携により、GIGABYTE独自の幅広い効率的なソリューションを提供し、環境に配慮したグローバルなデータセンターのニーズに応えます。これら冷却水槽パートナーとの協力により、GIGABYTEは販売支援、技術サポート、サービス拠点など、世界中のお客様にソリューションを提供することが可能です。新しいGIGABYTEの液浸対応サーバーは、従来の1年保証となりますが、保証期間の延長については、営業担当者にご相談ください。

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Asperitas社へのお問い合わせ:https://www.asperitas.com/
GRC社へのお問い合わせ:https://www.grcooling.com/
Submer社へのお問い合わせ:https://submer.com/

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