GIGABYTE、 NVLink接続タイプのNVIDIA HGX™ A100をサポートするArm準拠のGPUサーバーをリリース!
May 19, 2022

2022年5月19日 – ハイパフォーマンスサーバー並びにワークステーション製品において、業界を牽引するリーディングカンパニーであるGIGABYTE(台湾証券取引所:2376)は本日、クラウドインフラストラクチャ、HPC、AIなどにおいて最高のパフォーマンスを実現するべく、Ampere® Altra® Max並びにAltra®プロセッサーに対応し、NVLink接続タイプのNVIDIA HGX™ A100をサポートするスケーラブルサーバー「G492-PD0」を新たに発表しました。G492-PD0は、ArmのM1コアでソケットあたり最大128個のArmv8.2コアを搭載可能な高コア数のAmpere® Altra® Maxプロセッサを活用し、比類なきパフォーマンスとより優れた効率性を実現しながら、TCO(総所有コスト)を最小限に抑えることができます。

GIGABYTEは、x86系プロセッサ以外の高性能なプラットフォームの選択肢、すなわちAmpere®のArmプロセッサーに対する需要に応えて、G492-PD0を開発しました。この新しいG492サーバーは、CPUやGPUのパフォーマンスで妥協したりスロットリングしたりすることなく、NVIDIAベースボードアクセラレーターのパフォーマンスを引き出すことができるように設計されています。このサーバーは、AMD EPYC™プロセッサ対応版(G492-ZL2G492-ZD2G492-ZD0)およびインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー対応版(G492-ID0)にてサポートしていたNVLink接続タイプのNVIDIA HGX™ A100 8GPUベースボードをサポートするGIGABYTE G492シリーズの製品ラインナップに加わることになります。

G492シリーズでは、NVIDIA HGX™ A100 8GPUベースボードに対してとネットワークインターフェイスカード等に使用される拡張カード装着ケージに対して、専用の冷却用チャンバーを設けるという、新しい冷却ソリューションを採用しています。これにより、可能な限り効率の良いエアフローが確保され、高発熱なコンポーネント類をしっかり冷却することができます。3UサイズのGPUチャンバーの上部には、CPU、メモリ、ストレージ、前面に拡張スロットを搭載した1Uサイズのサーバーノードが配置されています。このトップチャンバーは1Uサイズと薄型ですが、Ampere® Altra®プロセッサの優れた効率性により、フロントベイx6ベイすべてでPCI-Ex Gen4規格U.2 NVMeドライブを搭載可能、且つ拡張スロットを2スロット搭載し、安定してピーク状態のパフォーマンスを維持することが可能です。妥協の必要は全くありませんでした。

モデルG492-PD0
CPU Ampere Altra MaxまたはAltra 1個
GPU NVIDIA HGX A100 80GB 8-GPU
メモリ DDR4 DIMM 16枚、最大3200MHz
ストレージ 6 x 2.5" Gen4 U.2 NVMeドライブベイ
4 x M.2(Gen4 x4)スロット
拡張スロット 10 x ロープロファイル(Gen4 x16)スロット
ネットワーク 2 x 1GbE LAN、1 x MLAN
電源 3 + 1 3000W 80+ Platinum

新しいGIGABYTEサーバーにおけるNVLink接続タイプのNVIDIA HGX™ A100 8GPUベースボードの搭載と選択は、新しいNVIDIA Magnum IO™ GPUDirectテクノロジーにより、CPUからワークロードをオフロードしながらより高速のスループットを実現し、顕著なパフォーマンス向上を達成する上で重要です。HGXプラットフォームは、GPUと、NICやストレージアダプターなどのサードパーティ製デバイス間の直接データ交換を可能にするNVIDIA GPUDirect RDMAをサポートしています。また、CPUの負荷を軽減しながらストレージからGPUメモリにデータを移動させるダイレクトデータパスを実現するGPUDirect Storageのサポートで、より広大な帯域幅と低遅延を実現しています。高速相互接続インターフェイスとして、4台のNVIDIA A100サーバーがNVIDIA NVLink®を、8台のNVIDIA A100サーバーがNVSwitch™とNVLinkを使用し、600GB/sのGPUピアツーピア通信を可能にしています。

GIGABYTEは、あらゆるエンタープライズワークロードに対応した、市場で最も豊富なサーバーのラインナップを追求し続けます。Armベースのサーバーを作成することは、約10年にわたりソリューションを開発してきたGIGABYTEにとっては目新しいことではありませんでした。また、今後は様々な種類の液冷ソリューションをサポートした製品を含め、市場の需要に応じて将来の技術を担う新しいプラットフォームを構築してまいります。

リモートで複数のサーバーを管理:
GIGABYTEの価値提案の一環として、GIGABYTEはウェブブラウザベースのプラットフォームを介してBMCサーバー管理用のGIGABYTE Management Console(GMC)を提供しています。さらに、GIGABYTE Server Management(GSM)ソフトウェアを弊社ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。このソフトウェアは追加のライセンス料を必要とせず、複数のサーバーを監視・管理することができます。GMCとGSMは、TCOとメンテナンスコストを削減しながら、大きな付加価値を提供します。

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