GIGABYTE、Open Compute Project(OCP)V3規格
準拠のサーバー関連製品を発表!
オープンで拡張性と効率性に優れたOCP規格準拠のソリューションを拡充
Mar 02, 2023

2023年3月2日 ─ GIGABYTEの子会社であり、高性能サーバー、サーバー用マザーボード、ワークステーションで業界をリードするGiga Computingは本日、Open Compute Project(OCP)のOpen Rack Version 3(ORV3)規格に準拠した新世代のGIGABYTEエンタープライズ製品を発表しました。これらの新しいソリューションは、x86とARM両プラットフォームの最新CPUに対応しており、オープンで拡張性と効率性に優れた設計により、小規模なデータセンターからハイパースケーラーまで幅広い展開で使用できます。これら新世代のGIGABYTEエンタープライズ製品は、新しいラックとマルチノードトレイに加え、まずはORV3規格準拠のコンピュートノードとストレージノードから始動されます。この新しいバージョンのオープンラック規格における目立った変更点には、新しい単一の48Vバスバーによるラックあたり最大30kWの電力容量のサポートや、ダイレクトリキッドクーリング(DLC)方式などの先端冷却オプションなどが含まれます。次世代のプロセッサー技術に対応したGIGABYTEサーバー製品群により、データセンターの選択肢が広がります。

OCP規格 ORV3準拠のGIGABYTEエンタープライズソリューション

OCP規格21インチラック
これまで最新の要求に対応して進化してきたOCP規格は、消費電流と伝導損失の低減を果たしてきました。ORV1では、3本の12Vバスバーにより配電していましたが、この設計はORV2で1本の12Vバスバーからの配電という設計に置き換えられました。しかし、ラックの電力密度がデータセンターの注目を集めるようになり、新しい単一の48Vバスバーを導入したソリューションが最新の規格となっています。48Vバスバーを採用し、ラック互換性と統合性が向上された新しいGIGABYTE DO22-ST0は、5+1の電源構成で最大15kWをサポートする1Uパワーラックの上下両方に最大18OUと20OUの使用可能なラックスペースを有し、3組のスイッチトレイを配した42OUラックです。

Intelプラットフォーム対応コンピュートノードおよびノードトレイ
演算負荷の高いワークロード向けのGIGABYTE TO23-H60は、第3世代Intel® Xeon®®スケーラブルプロセッサの全てのSKUに対応したデュアルソケットタイプとなり、Gen4 x16規格ロープロファイル拡張スロット2本、OCP 3.0規格対応拡張スロット1本等の豊富な拡張スロットを備えた2OU規格コンピュートノードです。フロントIOと3本のスロットの上方には、U.2./SATA/SASドライブ用のハイブリッド2.5インチベイを4基搭載しています。このノードはOCP ORV3規格に準拠しているため、このコンピュートノードを3ノード分、高レベルのサービス性と互換性に特化して設計された新しい2OUトレイ、GIGABYTE TO23-BT0に搭載する事ができます。

JBODサーバー
オンプレミスのストレージを集約し、JBODエンクロージャを使用してサーバー間で共有するというニーズに対応した新しいGIGABYTE TO24-JD0およびTO24-JD1は、2つの優れたスケールアウトサーバーの選択肢で、6G、12G、24GのSASデバイスと転送速度に対応した24G SASインターフェイスで最大32基の3.5インチまたは2.5インチSASドライブをそれぞれサポートします。30TBの2.5インチSSDを使用した場合、1台のサーバーで2OU 21インチシャーシ内の約1,000TBのストレージをサポートすることができます。また、これらの費用対効果の高いJBODソリューションには、接続するHBAが1基か2基かに応じて、2つのタイプが用意されています。そのままの状態で、-JD0はBroadcom SAS 4x32エキスパンダーとドライブから上流のホストアダプタ1基向けに構成されており、-JD1はSASエキスパンダーを使用して両方のSASパスにより冗長性を確保するデュアルホストアダプタ向けに構成されています。

今後数か月にわたり、AMDとIntelの最新世代x86プロセッサーやARMアーキテクチャのAmpereプロセッサーに対応した、より多様なGIGABYTE設計のコンピュートノードが登場する予定です。また、U.3およびEDSFF規格等の最新のストレージへの対応を含む、より多くのストレージ構成が可能な製品も投入されます。2023年下半期の供給開始を見込んでいます。

最後に、OCP ORV3規格に準拠したGiga Computingの新世代エンタープライズ製品は、データセンター業界に革命をもたらし、最新の需要に対応するための幅広い選択肢をお客様に提供すると同時に、コスト削減とリソース最適化の改善を実現します。準備中の多様な製品を擁するGiga Computingは、最先端技術への対応と、お客様への革新的なソリューションの提供にコミットしています。

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Giga Computing Technologyについて
Giga Computing Technology (GCT) は、エンタープライズ・コンピューティング分野における業界の革新者でありマーケットリーダーです。2023年1月にGIGABYTE からスピンオフを果たした当社は、設計と製造におけるハードウェアの専門知識を維持しながら、独自のコア・コンピテンシーにより多くの投資を推進できる独立した企業体として運営しております。当社は、データセンターからエッジまでのあらゆる種類のワークロードに対応する完全な製品ポートフォリオを提供します。これには、HPC および AI 用途、データ分析、5G/エッジ、クラウドコンピューティングなどの従来のワークロードおよび、全く新しい種類のワークロード等が含まれます。主要なテクノロジー・リーダー各社との長年にわたるパートナーシップにより、当社の新製品が最も先進的であり、新しいパートナー・プラットフォームと共に提供されつづけます。当社のシステムは、パフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティ、そして持続可能性を体現した結晶と言えるでしょう。弊社についてのより詳細な情報はhttps://www.gigabyte.com/Enterpriseをご覧ください。また「newsletter」の登録での最新情報を取得する事ができます。

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