GIGABYTE、第二世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー、インテル Optane DC パーシステント・メモリー、最新の技術に対応したサーバー製品!
Apr 03, 2019

台北2019年4月3日 – GIGABYTEは、この度、当社の幅広いラインナップのサーバーシステム製品やサーバーボード製品の数々が、本日正式に発表されたコードネーム「Cascade Lake」として知られる第二世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーファミリーを完全にサポートする事をお知らせいたします。

GIGABYTEでは、スタンダードな1U規格及び2U規格のラックマウントサーバー製品、AI開発やHPC向けに最適な高密度GPUサーバー製品、HCI用途を想定したマルチノードタイプの高密度サーバー製品、大容量HDDやSSDを潤沢に搭載可能なストレージサーバー製品等をはじめとして、最新のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーファミリーをサポートする幅広い製品ラインナップを誇っています。そしてそれらのサーバー製品は、様々なアプリケーションやワークロードの実行を可能にするインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーファミリー*の幅広いラインナップのSKU(Bronze、Silver、Gold、そしてPlatinumに及ぶ)をサポートするよう設計・開発され、今日に於ける、エンタープライズマーケット、データベース、クラウド、ストレージ、HPCワークロード向け等々の導入事例に見られるように、様々な局面で理想的なソリューションとなっています。
* CPUサポート状況について、それぞれのサーバー製品によって対応可能な最大TDP値が異なる為、詳しいサポート状況については各製品の仕様をご確認ください。

「Cascade Lake」として知られる第二世代のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーファミリーは、これまでの「Skylake」世代と同様のCPUマイクロアーキテクチャを採用、14nmプロセスで製造され、(C62xシリーズチップセットをベースに構築される)「Purley」プラットフォームで製品が提供されます。そして、プロセッサーのマイクロコードの最適化とシリコンレベルでの大幅な機能強化により、以下のような注目すべき新機能が盛り込まれました。

  • 全体的なパフォーマンス向上:第一世代のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーと比較し、クロック周波数の向上、ターボプロファイルの改善を果たしました
  • DDR4メモリの速度と容量の向上:最大2933MHz(SKUによってはチャネルあたり1DIMMのみ)、16GbベースのDIMMのサポートします
  • インテルディープラーニングブースト:VNNI(Vector Neural Network Instructions)向けに最適化されたディープラーニングワークロードの推論パフォーマンスを大幅に向上させる事が可能となります
  • セキュリティ機能の向上:サイドチャネル攻撃を対象にしたハードウェア緩和策を含む、ソフトウェア緩和策のみによる緩和策よりも高いセキュリティ機能を提供します

インテル® Optane™ DCパーシステント・メモリーをサポート

GIGABYTEの、第二世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー対応サーバー製品は、最新の技術であるインテル® Optane™ DCパーシステント・メモリーをサポートする準備が整っています。これは、従来のメモリ及びストレージアーキテクチャを再定義するであろう画期的な新機能で、アクセス速度が高速ではあるものの容量が小さく高単価なDRAMと、大容量ではあるもののアクセス速度がDRAM程は高速では無いSSDとの間に大容量の永続的なメモリ階層を設け、両者のギャップを埋めることによって実現しています。

インテル® Optane™ DCパーシステント・メモリーのモジュール(DCPMMとも呼ばれます)は、GIGABYTEの既存サーバー製品のDIMMスロット*にシームレスに統合され、電源を切ってもデータを保持するインテルの3D XPoint™メモリテクノロジーをサポートします。最大容量512GBまでのモジュールを利用可能で、DDR4メモリの現在の最大容量128GBと比較すると、非常に大容量となり、OSやアプリケーションからは、メモリ(メモリモード)としてもストレージ(アプリケーションダイレクトモード)としても認識される事が可能です。
* システムあたりに搭載可能なDCPMMの最大枚数やDCPMMを装着するDIMMスロットの位置は、冷却効率を考慮して各製品ごとに異なります。 詳細ついては、各製品の仕様をご確認ください。

インテル® Optane™ DCパーシステント・メモリーの、DRAMと比較しての大容量、持続性、及び価格的優位性により、 ユーザーはより多くのデータをプロセッサーサイドに近づけることができ、より迅速な演算処理が可能になります。大規模なデータセットをまるごとメモリスペースに格納でき、データベースの再起動に要した時間は数時間から数分や数秒といったレベルに短縮できます。第二世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーをGIGABYTEの対応サーバー製品で使用する事により、ユーザーは実際のパフォーマンス、スループット、及びメモリを大量に使用するワークロードに於いて永続的な利点を実感する事でしょう。

インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサー対応の弊社GIGABYTEサーバー製品を既に購入されたお客様で、それらを第二世代インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーと組み合わせて使用する事を希望するお客様は、それぞれの製品ページから対応する最新バージョンのBIOSをダウンロードしBIOS更新を行ってください。BIOS更新に際しては、GIGABYTE EBR (Easy BIOS Refresh)ツールを使用して更新をする事を推奨いたします。また、複数のサーバー製品に渡ってBIOS更新をする場合は、GIGABYTE GSM Serverソフトウェアを使用して更新する事を推奨いたします。

第二世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー及びインテル® Optane™ DCパーシステント・メモリーに対応したGIGABYTEのサーバー製品ラインナップやその購入先については、こちらのサイト(https://www.gigabyte.com)をご覧ください。

その他詳細情報については、「gigabyte.com」の「server.grp」からメールにてお問合せ下さい。

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